昔から“お稲荷さん”と親しまれる伏見稲荷大社は、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。その歴史は平安遷都よりも古く、和銅4年(711)の創建と伝わります。五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として広く信仰され、一年を通してたくさんの参拝者で賑わいます。
外国人観光客からも人気があり、2018年6月に発表された世界最大級旅行口コミサイトによる「外国人に人気の日本の観光スポット」ランキングでは、5年連続1位に輝きました。
そんな大人気の伏見稲荷大社の最大の見どころは、“千本鳥居”。朱塗りの鳥居がズラリと連なる光景は、まさに圧巻です。 これは江戸時代以降に、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて、鳥居を奉納する習慣が広まったことによるものだとか。
参拝者の思いがこもった鳥居は、いまでは境内全域に約1万基が並ぶといいますから、驚きです!
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